![一度は読むべき「哲学」の名著 カリスマが選ぶ入門・古典・傑作8冊](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b4751ce0041dcde0e7dd81f81cedc5e56f26ef5f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbookplus.nikkei.com%2Fatcl%2Fcolumn%2F011000181%2F041100012%2Ftop_m.jpg)
それは、けっこう、天才的に、芸術的に。 そして、そういう才能に溢れた人は、その才能に依拠して生きるようにもなる。 で、と。 人は自分の弱みというのを覆い隠すように自我を形成しつつ、その暴露の恐怖を感じ取っている。だから、人の弱みを見つけ出す才のある人にその恐怖を投影して恐れる。 これは、恐れるなというのが無理。 そのために、弱みを持つ人は、それが弱さでないかのように自我を強化することがある。 では、その自我強化と、弱点突き芸人の芸と戦ってどっちが勝つか。 これは、弱点突き芸人のほうが勝つ。 普通の人は負ける。 というか自身の弱点で滅びる。 あるいは、人は悪には勝てないようにできている。 弱点突き芸人というのは悪だ。そしてそれは悪ゆえに人を魅了する。 もし、戦うなら戦略は逆の構図を採らないといけない。 悪のターゲットは己の中にあるのだと知ること。しかし、克己というだけではなく、その弱点は弱点
タイトルで惹かれて一読、これはイイ! これは使わせてもらおう。 ロジカルシンキングやMECEといった論理的思考ツールは、確かに仕事に使えるまで砥いできたが、肝心の議論に役立ってはいない。あ、いや、「自分の考えを的確に表現し、相手に理解させる」ツールとしては有効だけど、 ・議論が紛糾したとき ・自分の結論へ誘導したいとき ・自分の主張に言いがかりとつけられたとき これっぽっちも役に立たない。「おまえの意見はよく分かったが ── ── そんな話はここでは通用しないよ」 ── SEにはカネのことなんか分からないんだ」 ── 他の人もみんなそうじゃないと言っているよ」 と断言されると、一瞬、どう返していいか言葉に詰まる。議論は黙した方が負け、というルールに従って引き下がらざるをえなくなる。しばらくたって、その「反論」は何の根拠もないことに気づくが、議論はもうあさっての方向へ行っている。 仕事の場に
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