漢和辞典を眺めてる息子︵小三︶。何してるの?と聞いたら、遊んでるという。どうやって?と聞いたら、万葉仮名を部首索引から探す遊びだという。﹁ほら、於︵お︶を見つけた﹂。 息子は遊びと学びの区別がない。 学ぶことって、最高の遊びだと思う。そして遊びの中には、学びが必ずあると思っている。息子は数学のことも好きで、図形や代数のことをよく考えている。一つを知ったらその奥にまた新しいのが顔をのぞかせる様が、ゲームそっくりなのだと思う。 私は漫画やテレビゲームもあんまり遠ざける気がない。私自身が好きだし、そうしたものからも学べると思っている。学びと遊びに区別を設けなければ、子どもはよく遊び、よく学ぶように思う。 ﹁勉強やらずにゲームばっかり!﹂という嘆きの声をよく聞く。私は、もしかしたら勉強とゲームを区別するからそんなことが起きるのでは?という仮説を持っている。そして、﹁勉強﹂に分類したものを押しつけ、
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