2021年1月25日。この人気アトラクションを巡り、米ウォルト・ディズニーは、米国2拠点の施設の内容を刷新すると発表した。細かい内容変更はこれまでも施されてきたが、今回のリニューアルはカリフォルニアの第1号施設がオープンした1955年以来、ある意味で長年“炎上”してきた問題部分にメスが入ることになるという。 まず、アトラクションに登場する﹁原住民﹂の表現。熱帯雨林を流れる川を遡る探検をイメージしたジャングルクルーズでは、多数の動物とともに現地に暮らす設定の人々が、オーディオアニマトロニクス︵世界のディズニーパークで使用されているロボット︶で表現されている。その原住民が“原始的で野蛮な首狩り族”として描かれてきたのだ。 具体的には、その犠牲者とみられるしゃれこうべが集落に飾られていたり、威嚇するようにやりを振りかざしていたりした。こうした部分について、ディズニー側は﹁︵刷新後は︶これまでより
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