その後、2人で協力して原案を再構築していく中でAIを女性型にすることが決まり、﹁突然歌を歌うミュージカルキャラ﹂というアイデアが出たとのこと。この段階で吉浦監督は﹁僕が今までやりたかったことを実現できる!﹂と確信したと、シオン誕生のエピソードを話した。大河内は﹁アニメ作品でミュージカルをやるのは難しいと言われているが、流行っているから作るではなく、やりたい!という監督の熱い思いが作品の原動力となりました﹂とコメント。﹁まだ音楽がない脚本の段階で、セリフを重ねて場面を盛り上げるべきか、それとも音楽︵劇中歌︶に託すべきか迷いながらも、できるだけ会話をセーブしながら書き進めたので、音楽が乗って完成した作品を見て、めちゃめちゃ面白くなっている! これでよかったんだ!と思いました﹂と満面の笑みを浮かべる。吉浦監督も﹁脚本と歌のイメージを同時に持って作っていて。やりたいことがはっきりしていたから迷いが
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