このブログを事実上お休みしている間、﹃とある私の平成史︵仮︶﹄という本を書いていた。まだ書き上がっていない。いつ書き上がるかもわからない。そもそも書き上がるかどうかもわからない。書き上がったら、出版したいとは思っている。ありがたいことに期待してくれるお声もあったりする。 で、まあ、とりあえず、執筆は﹁平成5年﹂に入ってきたのだが、そこで﹁就職氷河期﹂が項目になる。そこで、あらためて﹁就職氷河期﹂を考えてみたら、これって本当にあったんだろうか?と疑問に思えてしまった。 ﹁就職氷河期﹂なんてあったんだろうか? ないわけないでしょ?と言われそうだが、就職しづらかったとか、正規雇用になれなかったとか、そういう個別の状況がなかったとは当然、言わない。それはあった。そうではなく、﹁就職氷河期﹂という言葉でまとめられる事態があったのかということだ。いつの時代にもどこの社会にある﹁就職難﹂というだけのこと