プレジデントと著作権法に関するmohnoのブックマーク (3)
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2023年下半期︵7月~12月︶にプレジデントオンラインで配信した人気記事から、いま読み直したい﹁編集部セレクション﹂をお届けします――。︵初公開日‥2023年7月11日︶ Winny開発者を収監した﹁著作権法違反幇助﹂という罪 かつて日本経済は世界で燦然と輝いていた。平成元年︵1989年︶には世界の企業時価総額ランキングの上位10社に日本企業が7社も入っていた。しかし、それから34年がたった今年の2月時点で、日本企業は上位10社どころか上位50社にさえ1社も入っていない。そうなった要因はさまざまあるが、あれさえなければ、日本は今ごろ世界中からお金が集まっていた可能性もある出来事がある。それが﹁Winny事件﹂である。 今年3月、映画﹃Winny﹄が全国で公開された。この作品は、今から19年前の2004年、P2P技術を利用したファイル共有交換ソフト﹁Winny﹂を開発した東京大学大学院特任
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2024年から、初代ミッキーマウスの著作権が切れ、誰でも自由に利用できるようになった。なぜディズニーは延長を申請しなかったのか。コロンビア大学のマイケル・ヘラー教授とカリフォルニア大学のジェームズ・ザルツマン教授は﹁高級ブランドがいかがわしい偽物を一掃しないのと同じだ。ディズニーは法的保護がさほど重要ではないことに気付いたのだろう﹂という――。 ※本稿は、マイケル・ヘラー、ジェームズ・ザルツマン﹃Mine! 私たちを支配する﹁所有﹂のルール﹄︵早川書房︶の一部を再編集したものです。 誰のものでもないウィキペディア 所有者のいないオンライン・リソースでおそらく最も知られているのは、Wikipedia︵ウィキペディア︶だろう。ウィキペディアはボランティアの書き手と寄付によって成り立っている。ウィキペディアは百科事典という分野を駆逐してしまうほどの成功を収めた。いまどきの学生は百科事典がどんなも
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厳しい著作権法が日本のITをダメにした 前回の記事︵20年前なら日本のIT技術は世界一だった…天才プログラマーの7年半を奪った﹁著作権法﹂という闇︶において、2004年にファイル共有交換ソフト﹁Winny﹂を開発した東京大学大学院特任教授︵当時︶の金子勇氏が著作権法違反幇助罪で逮捕、起訴されたことで、日本が世界のIT革命に乗り遅れた件を取り上げた。 その一方で、動画配信システム﹁YouTube﹂が生まれたアメリカでは、1998年に制定されたデジタル・ミレニアム著作権法で、検索エンジンや動画サービスなどのサービス・プロバイダーは、法律に定める要件を満たしていれば著作権侵害の責任を負う必要がなく、そのおかげでYouTubeが世界を席巻するようになったこともお伝えした。
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