2022年に入り、2四半期連続で会員数が減少し、先行きが危ぶまれたNetflix︵ネットフリックス︶。10月18日︵現地時間︶に発表された第3四半期︵7〜9月︶決算では一転、241万人の会員数増加となった。アジア・太平洋市場が143万人の増加で全体の伸びを牽引したほか、減少が続いていた北米市場と欧州・中東・アフリカ市場もプラスに回復した。 初の会員数減少を発表した4月以降、Netflixはレイオフによるコスト削減など、複数の対策を打ってきた。2022年11月には新プラン﹁広告つきベーシック﹂を開始する。同プランの月額料金は日本では790円︵税込︶。従来の最安プラン﹁ベーシック﹂と比べ200円安い。 低価格プランの登場により会員数の増加が予想されるが、業績への影響がわかるのは次の第4四半期︵10〜12月︶から。会社予想では、第3四半期と比べ会員数が450万人増え、売上高が前年同期比6700万