タイ北部の洞窟で遭難し、先月救出された地元サッカーチームの少年とコーチのうち、国籍を持たない4人に8日、タイの国籍が与えられました。少年たちにはヨーロッパなどからサッカー観戦の招待状が届いていましたが、無国籍ではパスポートの取得が難しいことから、タイ政府の対応が注目されていました。 タイ北部チェンライ県で8日、式典が開かれ、国籍が与えられたことを示すIDカードが一人一人に手渡されました。 世界が注目するなかで救出された少年たちには、ヨーロッパのビッグクラブなどからサッカー観戦の招待状が届いていましたが、無国籍ではパスポートの取得が難しいことから、タイ政府の対応が注目されていました。 タイでは、国境地帯の少数民族を中心に50万人近い無国籍の人たちが暮らしていて、居住が許されている一方で、移動や就職などに制限を受けています。 少年たちの一部が国籍を持っていないことがわかると、タイ国内では無国籍
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