横浜港に入港し、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船﹁ダイヤモンド・プリンセス﹂の運航会社の日本法人が一部の社員に解雇を通知したことが分かりました。親会社が保有するすべての客船で運航中止が続いているということです。 退職に合意しなかった7人のうち3人が労働組合に加入し、雇用の継続を求めて会社との間で協議が行われましたが、解雇は撤回されず、30日付けで解雇を伝える文書が社員に送られてきたということです。 ﹁連合ユニオン東京﹂では﹁解雇の対象となった社員の選考の基準について、合理的な説明がなく、こちらが活用を求めた雇用調整助成金の申請すら行われていない。整理解雇の要件を満たしておらず、不当な解雇にあたる﹂として、今後も交渉を続けることにしています。 これに対して会社側は﹁感染拡大に伴い、親会社が保有する全客船の運航中止を続けていて、今後の運航開始のめども立たないことから人員の削減せざ
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