最近、とんと知財関係判例のフォローを怠ってしまっている当ブログであるが、さすがにこれは大きい話なので、タイムリーに取り上げておくことにしたい。 ﹁格安DVD販売をめぐり、喜劇王チャップリン︵1977年死去︶の映画﹁独裁者﹂など9作品の著作権の保護期間が継続しているかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷︵宮川光治裁判長︶は8日、﹁保護期間が継続している﹂との判断を示し、DVD制作会社の上告を棄却した。DVDの販売差し止めと約1000万円の損害賠償を命じた二審・知財高裁判決が確定した。﹂︵日本経済新聞2009年10月8日付夕刊・第16面︶ ﹁黒沢明監督︵1998年死去︶の映画12作品の格安DVDを販売するDVD制作会社に対し、著作権を持つ東宝など3社が販売差し止めなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷︵宮川光治裁判長︶は8日、制作会社側の上告を棄却する決定をした。販売差し止めな