インターネット上のフリーマーケットやオークションサイトを運営する﹁メルカリ﹂﹁楽天﹂﹁ヤフー﹂は、宿題として学校に提出されることを想定した作品の出品を禁止することを決めた。文部科学省が今月、出品禁止を打診した3社が応じた。文科省は、﹁大手3社による出品禁止で、宿題の代行はおかしいという考えが広まってほしい﹂としている。 ﹁メルカリ﹂や、楽天が運営する﹁ラクマ﹂、ヤフーの﹁ヤフオク!﹂では近年、宿題として学校への提出を前提にした工作や作文などの出品が目立つ。売買が成立したケースもあるという。 学習指導要領の解説では学校に対し﹁家庭学習を視野に入れた指導﹂を行うよう求めており、宿題は家庭学習の一環とされる。従来、文科省は﹁宿題は自分でやるもので、代行は望ましくない﹂との立場だったが、﹁取り締まる法や権限がない﹂と事実上黙認してきた。
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