7月19日に電子書籍端末﹁kobo touch︵コボタッチ︶﹂を発売した楽天。7980円と破格の価格を設定し、テレビCMを含む大々的なプロモーションを展開した。しかし、初日から﹁初期設定ができない﹂﹁アプリケーションが動かない﹂﹁英語と日本語の書籍が混じっている﹂など、様々な苦情が殺到。同社は急遽、サポート人員を増強し、対応時間を24時間に拡大するなど、事態の収拾に追われた。 ﹁読書革命﹂を謳い、成功を疑わなかった楽天の三木谷浩史会長兼社長は今、何を想うのか。単独インタビューで語った。 ――色々トラブルが起きましたが現状は。 三木谷‥いや、いいですよ。初期設定の問題で細かいトラブルはあったけど、2日以内に解消できたし、コールセンターも24時間対応にしたし。アクティベーション︵利用できる状況にセットアップすること︶した人が購入者全体の95%を超えていますからね。そして、何よりコンテンツが売れ
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