格安スマホサービスを展開する仮想移動体通信事業者︵MVNO︶が、生き残りをかけた値下げ競争に突入した。2020年12月、NTTドコモが月間データ容量20ギガ︵ギガは10億︶バイトで1回5分までの音声通話かけ放題がついた月額2980円︵税別、以下同︶のオンライン専用プラン﹁ahamo︵アハモ︶﹂を発表。その後、KDDIが﹁povo︵ポヴォ︶﹂、ソフトバンクが﹁LINEMO︵ラインモ︶﹂と月額2480円のサービスを発表し、3キャリアが料金を一気に値下げした。︻関連記事︼菅義偉首相は﹁日本の通信料金は国際的に見ても高すぎる﹂とキャリアに値下げ圧力をかけていたが、あっという間に先進国の中でもトップレベルの﹁通信料金が安い国﹂になってしまった。一方で窮地に追い込まれたのがMVNOだ。これまではキャリアの通信プランに比べて月額料金が数千円安かったため、まさに﹁格安スマホ﹂を求めるユーザーの獲得に成功し
![ahamoは注目されすぎ 実際はMVNOのほうがお得? ITジャーナリスト 石川 温 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d8ea0b36a86c158dd9d3663a11addb98dbcc777/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO0342911027022021000000-2.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3Dc31978b7d1b25aac51ffeeb682b3cebe)