開発とコンパイラに関するmohnoのブックマーク (7)
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はてブの人気エントリーに日本のエンジニア達は海外に出なければいけないという記事があった。 カナダ在住で経験年数4年のソフトウェアエンジニアで年収1600万円の方らしく、 日本より海外の方がソフトウェアエンジニアの給料が一般に高いので海外に行くべきという話が書かれている。 実際僕も居住地域による給与差を利用すべく渡米し、先月の記事 では新卒から数えて8年で年収が12倍になっていた話も紹介した。 一方、年収1600万円であれば海外に出なくても稼げると思っているので、 国内にいてもできそうなものも含め、ソフトウェアエンジニアとして給料を上げる上で過去に活用したハックを紹介していきたい。 昇給履歴 新卒入社 僕が新卒で入社した会社の当時の初年度給与は450万円だった (公開情報)。 大学の4年間はずっとアルバイトとしてソフトウェアエンジニアをやっていて、3社を渡り歩いて時給は800〜1350円と
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Innovative Tech‥ このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア﹁Seamless﹂を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 Pythonは人気な言語だが、実行速度が遅いため、速さを求められる環境になると違う言語が採用される。この研究では、Pythonのような高水準言語のシンプル性とCやC++のような低水準言語の高速性を兼ね備えることができるPythonベースのコンパイラ﹁Codon﹂を提案する。 Codonは、Pythonのコードをネイティブなマシンコードにコンパイルするコンパイラであり、シングルスレッドにおいて通常のPythonよりも10倍から100倍速く実行され、CやC++に匹敵する速度を実現できるという。またCodonではマルチスレッドも可能なため、より大きな性能向上
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Kernel/VM探検隊はカーネルや仮想マシンなどを代表とした、低レイヤーな話題でワイワイ盛り上がるマニアックな勉強会です。植山氏は、制作中のリンカである﹁mold﹂について発表しました。全2回。前半は、リンカの概要について話しました。 LLVMのリンカ﹁lld﹂オリジナルの作者 植山類氏‥植山類です。今僕が作っているmoldというリンカについて発表します。 今回の発表の概要です。リンカが何かを知っている人はそんなにたくさんいないと思うので、まず説明します。次に、﹁mold﹂のポイントは速いことなのですが、速いと何がうれしいのかを説明します。そのあと、どれくらい速いのかを説明した上で、どう実現されているのか、概要を紹介します。詳細になると何時間あっても終わらないので、かなりハイレベルな話をします。 自己紹介のスライドを入れていませんが、僕はリンカを何度か作ったことがあって、LLVMのlld
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V言語について 一時期話題になったV言語ですが、みなさまは覚えているでしょうか。 Goにインスパイアされたシンプルな構文、NoGC かつ Rust のような難しさもないメモリ管理。小さいバイナリサイズと高速なコンパイル、ホットリロードなど、様々な目玉機能を謳って登場した言語でした。 発表するが公開しない。バイナリは公開するがオープンソースにはしないなど、期待感をあおる情報の出し方をしたのもあって、当初こそそれなりに話題になりましたが、今となっては誰も話題にしなくなった感は否めません。 ところで、会社が消滅して無職になった私は数か月前からV言語の開発に参加しており、執筆時点では全体で23番目、直近1か月で7番目の Contributor です。 私が知る限り、アクティブに活動している日本人の開発者はほとんどいません。 そこで、コミュニティにも慣れV言語のことが少しづつわか
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おれはハッカーだ。 なので、ハッカーではない人種と呑むのが苦手である。 たとえば﹁ITエンジニア﹂と自称するような人たちだ。 当然だが、ITエンジニアと自称する人はハッカーではない。 ITエンジニアと言う言葉はスコープが広すぎていちいち細かい説明を聞かなければならない。 これが厄介なところである。 あるとき、友達の家で飲み会をすると言われ、誰が来るの?と聞いたら知らないIT関連会社のエンジニアたちだという。 エンジニアと呑むと喧嘩しちゃうので断ったのだが、いろいろあっていくことになってしまった。 するとやっぱりこんなはなしをしていた。 ﹁やっぱ私もRubyみたいなスクリプト言語なんか卒業してコンパイル言語やんなきゃ。処理速度がね…﹂ ﹁コンパイル言語って?﹂ ﹁TypeScriptとかJavaとかC#とか﹂ ﹁それ、中間コード言語じゃねえか。なんの意味があるんだ。YARV知らないのか﹂ ま
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2018年の夏に僕はセキュリティキャンプ︵以下﹁セキュキャン﹂︶というイベントでCコンパイラ作成コースの授業を行いました。授業はとてもうまくいったといってよいと思います。参加者は6人だったのですが、6人全員プログラミング技術がかなり飛躍的に向上したようですし、そのうち3人は期間中にセルフホスト︵自分の書いているコンパイラで自分のコンパイラ自身をコンパイルできること︶まで漕ぎ着けることができました。 この文章では、その授業をどのように僕が教えたのかということと、生徒にできるだけ多くのことを学んでもらって自信をつけてもらうために僕が何を気をつけていたのかという2つの点について説明します。 セキュキャンとはセキュキャンは5日間の合宿イベントで、学生を対象としてコンピュータセキュリティやプログラミングについて教えるというものです。いくつものコースが用意されているのですが、僕が受け持ったのは﹁集中コ
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