某所で C++ の解説本を企図しているみたいなんだけれども,なんだかなぁ,な感じ。おそらく,というか,ほぼ確実にあたしはこの人の書いた本を読むこともないし勧めることもないと思う。というのも,この人は大規模な開発を行っている形跡がないから。 日本の技術書全般に言えることで,ここでは何度も書いていることだけれども,日本の技術書は海外リソースの劣化コピーか実際の開発を経験していない人間が書いた,お教室やおままごとのような話ばかりだったりする。特に,C++ や Java,C# といった大規模開発を前提にした開発言語で,著者が大規模開発を経験していないという事実は,︵ごく一部の例外除いて︶それだけで著者としての資質に問題がある。 あたしゃ原書主義者でもないし,海外かぶれのつもりもありません。同程度でいい本があれば,日本語で技術書を読みたいと思っている。しかし,そんな本はほとんどない。 具体的に開発経