アメリカの大手自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズが北米にある工場のうち5つを閉鎖することをめぐり、トランプ大統領は、輸入車に対して高い関税を上乗せすればGMの工場閉鎖はないだろうと主張し、現在検討を進めている自動車の輸入制限措置の発動を正当化しました。 これについてトランプ大統領は28日ツイッターに、輸入車に高い関税を上乗せすれば﹁もっと多くの自動車がアメリカで生産され、GMも工場を閉鎖することはないだろう﹂と書き込みました。 トランプ大統領としてはGMによるリストラの発表を理由に、現在検討を進めている自動車の輸入制限措置を発動することを正当化した形です。 日本やEU=ヨーロッパ連合は、貿易の交渉を行っている間、アメリカ側が輸入車に対する関税の上乗せはしないことを確認していますが、トランプ大統領は交渉で譲歩を引き出すため、圧力をかける姿勢を示しています。
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