Yahoo!とハリウッドに関するmohnoのブックマーク (5)
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映画﹁蜜月﹂が、突然、公開中止となった。榊英雄監督が、過去に複数の女性に対して性暴力を行っていたことが明らかになったせいだ。性被害をテーマにした映画を性暴力の加害者が監督するという事実に強い不快感を覚えた被害者女性らが、﹁週刊文春﹂に対して、自らの体験を打ち明けたことで露呈されたものである。 この記事を読んで、ふとジェームズ・フランコを思い出した。フランコも﹁#MeToo﹂でキャリアに大打撃を受けた男たちのひとりだ。そうなったきっかけは、2018年のゴールデン・グローブ授賞式に、フランコが﹁Time’s Up﹂のバッジをつけて現れたことにある。 ﹁Time’s Up﹂は、﹁#MeToo﹂勃発を受け、ハリウッドのパワフルな女性たちが中心になって設立した、反セクハラ、男女平等、健全な職場環境をうったえる非営利団体。フランコは、この団体への支持を表明することで、自分は女性の味方だというメッセージ
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全米脚本家組合︵WGA︶のストライキが始まって、3日目。2007年から2008年にかけての前回のストは100日続き、映画、テレビの製作に大きな打撃をもたらした。製作がストップすることの影響はケータリングやドライバーなど周辺のビジネスにも及び、このストがロサンゼルスの街に与えた損失は30億ドルといわれる。 だから、今回のストが起こらないでほしいと誰もが思っていた。その一方で、業界では、このストは避けられないだろうともわかっていた。映画スタジオ、テレビ局、配信会社などを代表する映画製作者協会︵AMPTP︶とWGAは、契約更新期限の6週間前から新しい契約内容についての話し合いを重ねてきたが、両者の求めることにはあまりに開きがありすぎ、真夜中まで続くかと思われた最終日の交渉は早々と終了したほど。ストが始まってからも、話し合いは再開されていない。 この大きな対立の背景には、配信の台頭によって伝統的な
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2022年最後の世界的な話題作として、全世界ほぼ同時に公開された﹃アバター‥ウェイ・オブ・ウォーター﹄。世界興行収入で今もナンバーワンの位置にある、2009年の﹃アバター﹄続編ということで、その期待は大きなものだった。 多くの国と同じく12/16に公開された日本では、国内史上最多となる1466スクリーンで上映。記録に残っている過去の最多では、2012年の﹃アメイジング・スパイダーマン﹄の1092スクリーンなので、いかに﹃アバター﹄続編への期待が高かったかがわかる。ただそもそもIMAX 3D、4DX、ドルビーシネマ/アトモス、2D、日本語吹替などバージョンが多種にわたるので、スクリーン数が増えるのは必然なのだが。 このスクリーン数から、当然ながら公開週の週末動員ランキングで、﹃アバター﹄続編のナンバーワンが予想されたが、残念ながら3位となった。1位は﹃THE FIRST SLAM DUNK﹄
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﹁劇場版 鬼滅の刃﹂が、日本で爆発的なヒットをしているようだ。異例の拡大上映をしているとはいえ、売り切れの回も多数で、初日の売り上げは10億円に達したという。IMAXの成績も、おそらく史上最高になる模様とのこと。このニュースは、早速ハリウッドのメディアでも報道された。Deadline.comは、﹁﹃アナと雪の女王2﹄の日本の初日3日の売り上げは1,820万ドルだったのに対し、﹃鬼滅〜﹄は3,000万ドル行きそうだ﹂と伝えている。 普段でも快挙だが、コロナ禍である今はとくに、ハリウッド関係者にしてみたら、羨ましいし、考えられないことだろう。アメリカでは、あいかわらず映画館ビジネスは死んだも同然の状態。地域によって開いている映画館もあるが、この状況で新作を出すことをスタジオが渋り続けているため、観客にとっては行く理由がない。﹁これでは、店は開いていても野菜も果物も肉も売っていない食料品店と同じ
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昨年秋以降、ハリウッドの大物プロデューサー、ハービー・ワインスティーンによるセクハラ・性犯罪疑惑が次々と暴露され、﹁私も﹂と声をあげる女優、男優たちが出てきた。これが今や﹁ミー・ツー︵私も︶﹂という掛け声の暴露・告発の流れになったことは、皆さんもご承知の通りである。 ここ数か月で、ワインスティーンに限らず、著名俳優や他の映画関係者、英政治家の名前もあがるようになった。 米映画界の大物にセクハラ疑惑浮上 - 英国にも飛び火 英政界にセクハラ疑惑 -大物議員も辞任- どこまで広がる?﹁セクハラ・性犯罪疑惑﹂と言っても、﹁女性の膝に手をかけた﹂︵セクハラ︶から﹁レイプされた﹂︵性犯罪︶まで、様々な度合いがあるものの、堰を切ったように、一斉に過去の体験が語られるようになった。 結果として、その才能を高く評価されていた俳優、写真家、映画監督がそのキャリアを抹殺されかねない状況が生じている。 そんな
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