Yahoo!と少子化に関するmohnoのブックマーク (3)
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いったいどこまでこの国は、愚策のツケを“氷河期世代”に払わせるつもりなのか。 政府は16日、今年の﹁骨太の方針﹂を決定し、退職一時金課税制度を見直し、労働移動を促すことが盛り込まれた。企業があの手この手で講じてきた“45歳過ぎたらお引き取り願いたい策”に加え、国が﹁会社に長くいてもいいことな~にもないから。次行こっ! 次!﹂という増税策に踏み切ったわけだ。 退職所得課税に白羽の矢がたったのは、リストラの嵐が吹き荒れた1990年代初頭だ。﹁退職所得課税って、経済復活の邪魔になるんじゃね?﹂という経済成長の阻害要因説が指摘され、その後は賃金の高いシニア世代をなんとしてでも切りたい大御所たちが、﹁優遇措置があるから転職しない﹂だの、﹁優遇措置があるから会社にしがみつく輩が増える﹂だの、﹁雇用の流動化の邪魔﹂だの難癖をつけ続けた。 そして今回、岸田文雄政権が掲げる﹁新しい資本主義﹂と﹁どうにかして
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5月7日のNHK日曜討論﹁いま話し合おう 子ども・若者とお金﹂では、小倉こども政策担当大臣と、社会保障を専門とする大学教授や、子育てや若者の問題に取り組むNPOの関係者などが、少子化対策について議論を交わした。 放送後、論者の一人として番組に出演していたある大学院生の発言にSNS上で大きな注目が集まっている。中には、﹁大臣よりも現状を理解している﹂﹁忖度なしの意見が爽快だった﹂といった意見が多数見られた。彼女の発言を切り取った動画は、SNS上で1000万回以上再生されている。 注目を集めたのは、NPO法人POSSEで奨学金問題など若者の貧困問題に取り組む、一橋大学院生の岩本菜々さんだ。日々の相談活動から見えた現場の実態をもとに、小倉大臣を前に若者の貧困の現状を訴え、討論を挑んだ。 彼女が述べた意見とはどのようなもので、なぜ﹁一人の大学院生﹂の発言が、これほどまでに反響が寄せられたのか。日曜
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晩婚化のせいではない昨日、自民党の麻生副総裁が、﹁︵少子化の︶一番大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです﹂などと発言し、少子化の最大の原因は晩婚化との見方を示したというニュースを見かけた。 ﹁少子化は晩婚化のせいである﹂という言説は、一部の識者も言っているが、これは正しくはない。晩婚化など起きていないのである。 確かに平均初婚年齢の推移をみれば、皆婚時代だった1980年には夫27.8歳、妻25.2歳だったのに対して、2020年には夫31.0歳、妻29.4歳となっており、これだけ見れば、晩婚化していると思うかもしれない。しかし、それだけで晩婚化と断ずるのはあまりに短絡的である。 晩婚化としてしまうと﹁初婚の年齢が後ろ倒しになったので、いずれ結婚はするだろう﹂という安易な誤解を招く。 百歩譲って﹁晩婚化﹂はあったとしよう。しかし、﹁晩婚化﹂は少子化の直接な原因ではなく、むし
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