Yahoo!と科学に関するmohnoのブックマーク (3)
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こんにちは、空想科学研究所の柳田理科雄です。 マンガやアニメ、特撮番組などを、空想科学の視点から、楽しく考察しています。 さて、今回の研究レポートは……。 新海誠監督の﹃天気の子﹄は、とても切ない映画である。 離島から上京してきた森嶋帆高︵もりしまほだか︶は、不思議な能力を持つ天野陽菜︵あまのひな︶と出会う。2人は陽菜の能力を活かすことで、人の役に立てる喜びを知り、お互いのなかに自分の﹁居場所﹂を見出していく。 ところが、2人の小さな日常は、驚くほどスケールの大きな現象に直結してしまい、帆高は﹁究極の選択﹂を迫られることに……。 ああ、幸せになってほしいのに! ……この調子で思ったままに書いていると、ストーリーのネタバレをやらかしそうなので、とっとと空想科学の問題に切り替えます。 最大の注目ポイントは﹁東京の一部が水没した﹂という劇中の事実だ。 東京に雨が降り続いて2年半。故郷の島に戻っ
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小保方晴子氏がホームページにおいてSTAP現象の存在を改めて主張しはじめたということである。そこで前回の記事に追記する。 適者生存 前回の記事においては、小保方晴子氏の手記︵1︶のみに基づいて分析を行い、小保方氏が本来的な科学を習得する道を踏み外したきっかけがバカンティ研究室における彼女の最初の成功の瞬間であることを明らかにした。そこにおいて小保方氏は2つの特異な才能を発揮した。すなわち、ボスの心の底にある望み︵夢︶を忖度し引き出して雄大な﹁仮説﹂として提示するという、いわば法螺吹き的な力と、プロジェクトを確かな実験的検証ができない︵それゆえに法螺が長続きする︶方向に持っていく力という2つの才能である。 ここで法螺という言葉をもってして何かをけなすつもりはない。どんな科学者であってもときどき誇大妄想的な夢に取り憑かれることはあって、それは一部には科学者としての人生を続けていくための原動力で
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