2000年3月に発行された﹁教育工学事典﹂︵http://www.japet.or.jp/jet/info/index.htm︶によると,教育工学に関するキーワードを﹁認知﹂﹁メディア﹂﹁コンピュータ利用﹂﹁データ解析﹂﹁ネットワーク﹂﹁授業研究﹂﹁教師教育﹂﹁情報教育﹂﹁インストラクショナル・デザイン﹂﹁教育工学一般﹂の10分野に分類し,教育工学や教育設計を構成している基礎となる学問は,教育学,心理学,社会学,言語学,人間科学,生理学,統計学,システム科学,情報工学,人間工学,電気電子工学,通信工学,制御工学などであるとしている.まさに,教育工学は人文社会系と理工系,および人間に関する学問分野を融合した学際的な学問である.よって,﹁教育工学﹂とは,﹃人間の学習過程を対象として︵認知︶,これをメディア等の情報手段を用いて︵メディア,コンピュータ利用,データ解析,ネットワーク︶,実際の授業や