Linux の L4 ロードバランサ機能である IPVS を、mruby から利用できるようにするmruby-ipvs という mrbgem を実装し、 そのmruby-ipvs に関して卒業論文を書きました。 動機 電気通信大学 という大学の4年生に無事進級できた為、 卒業論文を書く必要がありました。 大学に通いながら、株式会社ハートビーツ で学生スタッフとして働いていた経験上、 Linux カーネル内に実装されている L4 ロードバランサ機能である IP Virtual Server (IPVS) の、 インタフェースに不便しており、なんとかしたいという気持ちがありました。 個人的に Ruby が好きであることに加え、Chef に代表されるような、 インフラストラクチャ自動化フレームワークが Ruby で書かれ始めていること、 更に、mod_mruby といったmruby