パナソニックは10日、2020年の東京五輪に向けて開発している仮想現実(VR)で競技を観戦できるゴーグル型端末とカメラの試作機を報道陣に公開した。首の動きに合わせて視聴角度が移動し、自宅にいながら競技場の臨場感を体験できる。あえて試作段階で公開することで、共同開発のパートナーを募る。 カメラは全方位の撮影が可能で、競技場に設置。カメラと端末はインターネットで接続され、端末内のディスプレーで競技を視聴できる。端末にはセンサーが内蔵されており、首の動きに合わせて映像の角度が切り替わる。 パナソニックはこのほか、携帯型翻訳機やウエアラブル(装着型)監視カメラなどを公開した。試作機はいずれも12~14日にショールーム「パナソニックセンター東京」(東京都江東区)で取引先の企業向けに展示する。
![自宅がスタジアムに…パナのVR視聴端末、東京五輪向けに試作機 - 産経WEST](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/058ba01736d1a9662da3e52673a6102b1a01346a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fimages%2Fnews%2F150210%2Fwst1502100080-p1.jpg)