第62回関西財界セミナーの閉幕後、会見に臨む関西経済連合会の松本正義会長=9日午後、京都市左京区︵渡辺恭晃撮影︶ 2025年大阪・関西万博をめぐり、関西経済連合会の松本正義会長︵住友電気工業会長︶は9日、建設業界がパビリオン建設などに協力的ではなかったと主張し、﹁建設会社は、﹃ナショナルプロジェクトの万博を成功させるため、最大の努力をする﹄とくらいコメントしてはどうか﹂と恨み節を口にした。 ︻写真︼経団連の十倉雅和会長﹁ちょっと待ってください﹂。記者会見中の不吉なハプニングに悲鳴 京都市で同日まで開催された﹁関西財界セミナー﹂の記者会見での一幕。万博に関し、日本建設業連合会の宮本洋一会長︵清水建設会長︶は、海外パビリオンの準備が遅れていることについて、﹁デッドラインは過ぎている﹂などと、建設が厳しい状況にあると繰り返し訴えてきた。 万博に関連する質問を受けた松本氏は﹁建設会社はけしからん。