シリアと子供に関するmshkhのブックマーク (2)
-
12歳の少年は、毎日、遺体を埋めるための墓穴はかあなを掘り続けていました。 家族のため、日々生きるための金を稼ぐため、学校にも通わず“墓穴掘り”の仕事をするのです。 学校で学び、人生を自分で選択できるようになりたい。 そう思っても、彼にはその仕事を続ける以外の選択肢は、ありません。 うつむきながらこう言葉を絞り出したのは、中東シリアに暮らす12歳の少年アナス・ムハンマドさん。 兄の隣で教科書を見るアナスさん︵右︶ 家族を養うため、毎日、遺体を埋めるための墓穴を掘る仕事をしています。 つるはしを使うため、手のひらにはタコができていました。 ﹁自分の人生に苦しめられています﹂ アナスさんは、生まれてからの12年間の大半を、時代の波に翻弄され続けています。 ﹁革命の子﹂ アナスさんが生まれたのは、2011年3月15日。 この年のこの日は、当時のシリアにとって特別な日になりました。﹁革命﹂とも言え
-
内戦が続くシリアで子どもたちを支援するユニセフ=国連児童基金の日本人職員が、28日、都内で報告会を開き、シリア全体の60%に当たる300万人の子どもたちが学校に通えず、教育の機会を奪われていると訴えました。 シリアを巡っては、アサド政権と反政府勢力による和平に向けた協議が、先週からスイスで始まる一方、国内では依然として激しい戦闘が続いています。 首都ダマスカスを拠点に子どもたちの教育支援を行う、ユニセフの日本人職員、園田智也さんが一時帰国し、28日、都内で報告会を開きました。 この中で園田さんは、シリア全体の60%に当たる300万人の子どもたちが、安全が確保されていないなどの理由で、学校に通えない現状を説明しました。 そのうえで、殺し合う大人たちを描いた子どもたちの絵や、戦争ごっこをしている子どもたちの写真を紹介し、長引く内戦が子どもたちを精神的にも追い込んでいると指摘しました。 園田さん
-
1