医療と人間に関するmshkhのブックマーク (2)
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うちの地域でも、中学生以下の小児医療が無料になる。来年あたりから本決まりになるみたいで、 まだかろうじて生き残っている、小児救急やってる先生がたは、今からもう﹁終わった﹂とか言ってる。 夜間の小児科外来は、来る子供のうち9割以上は﹁軽症﹂。たいていの子供さんは、 日中の小児科外来が開くまで待っても、大きな問題は生じない。 今はそれでも、﹁時間外﹂であることが、わずかながら抑止力にはなっているけれど、 これが﹁無料﹂になってしまうと、もう歯止めがかからない。 黒幕はいない たぶん、議員も役所もそんなに馬鹿じゃないから、無料になったら患者が殺到して、 現場が疲弊して、病院が潰れることぐらい、容易に想像できるはず。 ﹁無料化﹂を推し進める人は、たぶんそうなることを分かっているんだろうけれど、 多数決の原則は、その流れを止められない。 選挙は公約の争い。 誰かが﹁小児科医療無料化﹂を打ち出したら、
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全国の産科・外科崩壊か ﹁1時間以内に帝王切開できない産科は過失あり﹂と横浜地裁 常勤麻酔医がいても、1時間以内に帝王切開が開始できる産科は日本に果たしていくつあるのか?→追記あり 昨日、多くの産科を置く病院にとって、衝撃的な判決が神奈川県で下された。 帝王切開決定から施術までに1時間以上を要したので、子どもが仮死状態で生まれ脳性麻痺になった と司法が判断、一億四千万円の損害賠償が認められたからだ。これは 麻酔医が常駐してない病院では、帝王切開を行うことは難しい ことを意味する。昨年の大淀病院産婦死亡事例でも明らかになったが 大淀病院には常駐の麻酔医がいなかった(常勤の放射線技師もいなかった) のだ。麻酔医が常駐してない病院は少なくない。今後、 麻酔医が常駐していない病院では、緊急帝王切開を行わず、他院に搬送依頼 するだろう。しかし30分以内に他院に搬送が済み、すぐに手術を始められるよう
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