(CNN) 米国の成人の半数以上に、1度でも信仰する宗教を変えた経験があることが、調査機関ピュー・フォーラムが27日に発表した調査結果で明らかになった。「無宗教」の割合も増えていた。 調査は全米の成人2867人を対象に、生まれ育った家庭の宗教と、現在の信仰する宗教について電話で調査。同じ宗教でも教派を変えたり、同じ教派でも教会を変えた経験などを質問した。 その結果、子供のころと違う宗教を信仰しているとの回答は44%で、子供のころと同じだが過去に1度でも変えた事があるとの回答9%を含めると、過半数以上が宗旨替えしていたことが明らかになった。 変更の理由は「引っ越し」や「結婚相手の宗教に合わせた」といったことから、「通っていた教会の牧師が嫌い」、「別の教会の牧師の方がよかった」など多岐にわたっている。 一方、生まれ育ってから一度も宗旨替えしていない割合は47%と、過半数を割り込んだ。 また、「