ポリタスの特集企画『「統一地方選2015」私たちの選択』が始まった(参照)、と昨日思った。そして、私の主張も近く公開されると思う、と昨日この原稿を書き始めたものの、なんか虚脱して放置していて今朝を迎えたら、すでポリタスに上がっていた(参照)。なので、今回の統一地方選挙について、私の主張をここで繰り返すこともないかとも思った。 今回のポリタス特集の最初の記事は特集開始にふさわしく「「選んではいけないNG候補」の見分け方 5箇条」(参照)とあり、読み始めてから、あれ?と気がついた。『トンデモ地方議員の問題』(参照)を書かれた相川俊英氏の主張であった。 当然、同書に含まれる内容と同じ項目だが、ポリタス掲載のほうがやや詳しい。同書では「選ぶべき地方議員の四つのポイント」もあるが、基調はポリタス掲載に織り込まれているように受け取った。 その同書であるが、まず書籍として面白い。紹介にある「号泣会見、セ
1.私は内田樹氏の本はほとんど目を通している。物事を見る新しい視点をいくつも教えてもらったと思い、感謝している。 2.しかし、しだいに作りが雑になってきた。何人ものレビュアーが指摘してるとおり、彼が書いていることの多くは、直観的な洞察である。綿密な事実の調査はもちろん、たまたま自分の洞察の材料になった事例への言及さえ極めてすくない。特に日本の政治や経済に関する言説で、この傾向はしだいに強まっている。 3.新刊の本書も、深層心理的な憶測も含めて、推測に推測を重ね、仮説に仮説を重ねて、脳内で織り上げられた物語である。たしかに興味を引く物語だし、ひょっとしたら正しい洞察なのかもしれないと思う。たとえば、昭和期軍部の壊滅的な惨状は、維新の賊軍組の無意識の復讐だという説を立てている。これは今まで誰からも聞いたことがない説だが、なるほどそうかもしれないと思った。しかし、内田氏は自分の洞察のブリリアント
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