2019W選挙開票結果 7日投開票の大阪W選は維新の圧勝で終わった。大阪府知事選、吉村洋文候補︵226万票︶対小西候補︵125万票︶。大阪市長選、松井一郎候補︵66万票︶対柳本候補︵47万票︶。いずれもダブルスコアに近い値で﹁圧勝﹂。維新コンビの事前の善戦・優勢が予想されていたとはいえ、大阪維新の﹁独り勝ち﹂は否めない。 維新はなぜ大阪で勝ち続けるのか?そこには大阪の永い繁栄と凋落の歴史が背景にある。 いや、大阪での維新のこれほどまでの強さは、大阪という土地の歴史と切り離して語ることはできない。大阪の栄枯盛衰の歴史を駆け足で紐解きながら、現代につながる維新の強さを紐解いていこう。1︶近世大坂の隆盛 近世︵江戸︶、大坂︵近世以前の大阪の”阪”は”坂”︶は、大坂の夏の陣︵1615年︶という未曾有の市街戦︵豊臣vs徳川︶を乗り越え、たくましく発展する東アジア随一の商都として繁栄した。元禄時代︵
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