希望の党合流組は反発 小池百合子代表︵東京都知事︶が率いる希望の党への合流に伴い、140億円とも言われる民進党の自己資金が、資金不足がささやかれる小池氏側に流出するのではないかとの臆測が広がっている。2日に新党﹁立憲民主党﹂の結成を表明した枝野幸男民進党代表代行は﹁︵民進党からは︶一定の範囲でご協力いただけるものと思う﹂と述べ、選挙資金の提供に期待をのぞかせたが、前原誠司代表が応じるかは不透明だ。1日にあった希望の党の立候補予定者説明会。予定者に対し、比例代表に出馬する際の供託金300万円と﹁広報費﹂100万円の計400万円を振り込むよう指示があった。さらに、小池氏とのツーショット写真を選挙で使う場合には﹁撮影料﹂名目で3万円の支払いも請求されたという。自民党や民進党では供託金は党が負担しており、予定者の陣営からは﹁希望はかなり資金が不足しているのでは﹂との声が聞かれた。
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