﹁世の中は厳しい﹂なんて大嘘 essa節いいっすね〜。 大枠で反対するわけではないけれど、essaさん自身も書いているようにこれからは﹁兼業芸術家﹂の割合がより増え、﹁専業芸術家﹂は減っていくことになるでしょう。 つまり﹁いっそう芸術︵だけ︶では食えなくなる﹂ことを意味しているわけで、これを﹁厳しい﹂とみるか﹁甘い﹂とみるかはのび太のおじいちゃんのように微妙なところです。 今日日音楽にしろ映像にしろ、結構なレベルの作品をネット上でタダで楽しめてしまいます。ということは、そこそこの作品ではネットで稼ぐことはできないということ。これもessaさん自身が﹁誰もが最高級品を使える経済﹂で書いていることですが、無限配布可能なソフトウェアにおいては﹁ロングテール﹂どころか﹁テールレス﹂な状態が生じるんですね。 じゃあ多様な高級品を売ればいいかというと、そもそもそこまで高度な作品を求めている人は多くない