経済と技術に関するmshkhのブックマーク (2)
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中国の高速鉄道に乗ると、中国の急速な産業発展を体験できる。筆者は最近数人で、南京から上海まで高速鉄道で旅をした。ニューヨークからワシントンへ向かう米アムトラックのサービスが夢見ることしかできない速さだった。 鉄道の車両を造った企業、中国南車︵CSR︶の思い通りになれば、米国は今後10年間でこの技術を味わうことになる。 CSRは今週、独シーメンスや仏アルストムに対抗して、フロリダ、カリフォルニア両州向けの高速鉄道サービスに米ゼネラル・エレクトリック︵GE︶と共同入札することで合意した。 高速鉄道は経済転換の輝かしいシンボルだが・・・ 表面上、この高速鉄道は、世界の工場から高度な技術を持つ革新的な経済への転換を図る中国の輝かしいシンボルだ。中国はほかの分野でも力をつけている。今週は、上海の15歳の生徒は読解力、数学、科学の学力調査で、その他65カ国の生徒に勝ったことが明らかになった。 だが、高
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イスラエルは1990年代半ばから、ハイテクブームが起きた。セキュリティーソフト﹁ファイアウオール﹂で世界トップ企業となったチェック・ポイント・ソフトウエア・テクノロジーズなど新興企業が羽ばたいた。現在も米ナスダック市場ではイスラエル企業が140社近くある。日本のベンチャー企業の上場はほぼゼロだ。 人口730万人の小国で、なぜ世界を驚かすベンチャー企業がいくつも出てくるのか。イスラエルのVC︵ベンチャーキャピタル︶の首脳などへの取材をベースに、その秘密を探ってみたい。 イスラエルは世界経済の影響から真っ先に抜け出しつつある。欧米の投資銀行などの予想によれば、イスラエルの来年のGDP︵国内総生産︶は対前年比で2.5~3%増になるという。7月からはイスラエル経済のけん引役であるハイテク部門の輸出が急回復していることが大きい。イスラエルのGDPは2008年が邦貨換算で18兆円ぐらい。このうち輸出
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