著作権と中山信弘に関するmshkhのブックマーク (2)
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知的財産権研究会のシンポジウムに行ってきた。1985年から2ヶ月に1回つづけられ、100回記念という息の長い研究会だ。テーマは﹁著作権法に未来はあるのか﹂。驚いたのは、会長の中山信弘氏が﹁今のままでは、著作権法に未来はない﹂と、現在の制度の抜本改革の必要を説いたことだ。特に検索エンジンが﹁非合法﹂になっている問題については、6月16日の知的財産戦略本部の会合で﹁合法化﹂の方向が出され、来年の通常国会で著作権法が改正されるという。メモから再現すると、こんな感じだ‥著作権法は、300年前にできて以来、最大の試練に直面している。特にPCやインターネットで膨大なデジタル情報が流通し、数億人のユーザーがクリエイターになる時代に、限られた出版業者を想定した昔の法律を適用するのは無理だ。私も最近、教科書を書くために初めて全文を読んだが、こんなわかりにくい法律は他にない。昔建てた温泉旅館に建て増しを重ねた
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﹁著作権制度が想定していない状況に直面し、右往左往している﹂――東京大学の中山信弘教授が2月29日、﹁著作権リフォーム﹂をテーマにしたデジタルコンテンツ協会のシンポジウムで講演した。一般ユーザーが創作し、ネットで著作物を発表する現代に、プロを前提にした著作権制度が対応できなくなっていると指摘。著作物の流通を円滑化するための改革の必要性や、著作物を独占せず、広く共有しようという﹁コモンズ﹂の考え方などを紹介した。 中山教授は著作権法学界の第一人者で、政府の知的財産戦略本部の構成員や、文化庁傘下の文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の座長、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事長も務める。約20分の短時間に詰め込まれた濃い内容と問題提起に、参加者は聴き入った。19世紀の前提が時代に合わない ﹁19世紀の状況を前提にして構築された著作権制度が、インターネットの発展でとてつもなく大きな問題
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