米ウェブセンスのセキュリティ・ラボは,Webベースの脅威からユーザーを保護する﹁ThreatSeeker﹂で,スパム・メール送信者︵スパマー︶が米マイクロソフトのWebメール・サービス﹁Windows Live Mail﹂用アカウントを自分たちの戦術に最近取り入れたことを発見した。近ごろの攻撃を見ると,スパマーは,Windows Live Mailに登録してランダムにアカウントを作成できるボットの開発に成功した模様だ。こうして作ったアカウントは,後でさまざまな攻撃に使える。 Windows Liveメールは,マイクロソフトのオンライン・サービス群﹁Windows Live﹂に含まれる無料Webメール・サービスだ。それまでのWebメール・サービス﹁MSN Hotmail﹂の後継として,2005年11月1日に発表された。全世界で利用可能になったのは2007年5月7日で,同年10月に全既存ユーザ
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