フミコフミオと食に関するmunetakのブックマーク (5)
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終活ってわけではないが、ずいぶん前から﹁この連載の最終回はこちらにしよう﹂と考えていたお店があった。だが皆さんも御存知のとおり突然の﹁みんなのごはん﹂更新終了にともない、この連載も最終回を迎えることになってしまった。最終回をアップしたとき、﹁本来の最終回を書かなければ終えられない﹂という気持ちが沸々とわいてきて、担当編集に﹁あと一回!どうかどうか﹂と泣き入り、こうして番外編を書かせていただく機会を得た。ありがたい。 会社に勤めていた頃の父は忙しい人だった。毎晩夜遅くに帰宅していたので、顔を合わせない日も多かった。ある朝、父が山男のようなヒゲを伸ばしていて驚いてしまったこともある。休日を利用して泊まりで旅行へ行った記憶もない。夏休みに父と遊んだ記憶も数えるほどだ。日帰りで訪れた伊豆の海の青さと、遊園地の波のあるプールの輝き。記憶の色彩は思い出が少ない分、鮮烈な印象をもって僕の記憶に残っている
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headlines.yahoo.co.jp 大学学食を受託していた給食業者が倒産した。最近は美味しい学食、個性的なキャンパスキッチンがメディアに登場することが増えたこともあって、﹁まさか、学食が潰れるなんて…﹂という声が多いみたいだが、元業界の営業をやっていた立場から言わせてもらうとちっとも﹁まさか﹂ではない。﹁だろうな﹂って感想しか出てこない。大学学食は一部を除けば、ウマ味のない案件なのが業界内の常識だからだ。何らかの対策を講じないと、今後、大学の学食の閉鎖は増えていくかもしれない。実際、僕が携わっていたときは学食を積極的に攻めるのを禁止されていた。上からの指示に反旗を翻して女子大の学食への入札、コンペだけは積極的に参加していたのは個人的な思いがあったからにすぎない。以前、拙ブログで取り上げた学校給食と学食ではまったく違う︵元給食営業マンが話題の﹁マズい﹂学校給食を考察してみた。 - E
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神奈川県大磯町の中学校給食がそのマズさと、異常な残食率と、異物混入件数とでニュースになっているのを受けて先日このような記事を書いた。 元給食営業マンが話題の﹁マズい﹂学校給食を考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed 書いた理由は﹁委託や給食やデリバリー方式が悪い﹂という片寄った報道が多すぎて﹁いや委託側にも非はあるよ﹂と、大磯町と近い湘南エリアの元給食業界にいた者として言い返したかったからだ。そういう意図で書かれていたので、なぜ、当該受託業者に決まったのかと、導入プランの拙さについてはほとんど触れていなかった。その点を補足するのがこの文章の狙いである。なので補足なので先の記事を読んでからにして欲しい。先の記事で、僕はこの大磯の事態の大きな原因として﹁条件の悪さ﹂を挙げた。特に業務委託料︵総額134,224千円︻580日分︼/1日当たり231,420
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町導入の中学校給食﹁まずい﹂食べ残す生徒続々 : 社会 : 読売新聞︵YOMIURI ONLINE︶ 神奈川県大磯町の中学校給食のマズさと異常な残食率と異物混入件数がニュースになっているのを聞いてとても悲しい気分になった。なぜなら僕が長年食品業界に勤めており、一時期数年間ほどだが給食の営業を担当していたことがあるからだ。ましてや神奈川湘南西湘エリアは僕の地元。そのエリアで展開しているほとんどの給食会社は︵完璧ではないものの︶全体的には良くやっているのを知っている。なので、一部の業者のテキトーな仕事のせいで、学校給食はマズイ、委託最悪、デリバリーは不衛生みたいな風評が蔓延するのはちょっと我慢ならないというかいただけない。そんな義憤と、台風で外出できない状況から、なぜ大磯町の学校給食がマズくなったのか考察してみたい。先ず、契約について。公立の学校給食は通常、公募プロポーザル入札で決定される。大
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過日。土曜日の早朝7時に車を飛ばして鎌倉を離れ、海岸通りR134を東へ向かったのは、都会の喧騒から離れたいからでも、本当の自分を探したいからでも、イニシャルDに憧れたからでもなく、ある朝の食卓において、妻から僕の数々の欠点、失態を列挙されたあと、﹁私はもっと楽しくて文化的な生活を送りたい﹂と言われたからである。 不透明な勤務先の経営状況。連夜の大量飲酒。隔週のキャバクラ通い。イビキ。歯ぎしり。そのような些細な僕の失点をクローズアップして何になるのかよくわからないが、とにかく不満らしい。ひとことでいえば甲斐性がないらしい。しゃらくさいことだ。いわれのない非難と否定を受けた僕は激高し、イビキで腫れてしまった喉で﹁わかった。お願いだから別れないで。1人にしないで。1人で生きていくのは寂しくてつらいから。1人で死んでしまう動物もいるらしいよ。うん。そうだ。文化的で楽しい生活を送ろう。文化人の夏とい
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