業績の不振が続くそごう・西武をめぐっては、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが去年11月、アメリカの投資ファンドに売却する方針を決め、最終的な決議に向けて調整を進めています。 これに対して、そごう・西武の労働組合は雇用などへの懸念から反発し、28日午後、東京都内の本社でセブン&アイの井阪隆一社長も出席して、経営側と改めて協議を行いました。 労働組合によりますと、協議が不調に終わったとして、経営側に対し、ストライキの実施を通知したということです。 一方、親会社のセブン&アイは、近く取締役会を開き、売却に向けた最終的な決議を行う方針です。 労働組合側は、経営側のこの方針に変化が見られないと判断した場合、31日から旗艦店の西武池袋本店でストライキを行い、およそ900人の従業員が対象になるとしています。 そのうえで、本社やほかの店舗からの応援で営業を行うかどうかは経営側の判断になるとしています
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