「発達障害に投薬は要らない」系の本は多いですが、一度薬を試したほうが良いですよまじで。そのうえで合わなければ「薬は要らない」系の本を読んでみたらいい。
![発達障害あるある010 発達障害の人、薬を飲むとあまりに劇的に変化するので「薬を飲めば性格変わる」「私に自由意志など存在しないのだ」と悟ってしまいがち](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d7fe334a910f3cc5b58c7492c0537ef6357d48d4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fc8018450df24b3921ab9a66a1f289e38-1200x630.png)
炎症性腸疾患の患者は、腸内にカンジダ・アルビカンスという真菌(画像)が多い傾向があることがわかっている。科学者らは近年、腸のマイクロバイオーム(微生物叢)の真菌が健康に及ぼす影響について、詳しい調査を始めている。(COLORIZED SCANNING ELECTRON MICROSCOPE IMAGE BY MARTIN OEGGERLI / UNIVERSITY HOSPITAL BASEL, SWISS NANOSCIENCE INSTITUTE, BASEL) マイクロバイオームは近年、過敏性腸症候群から神経障害に至るまで、さまざまな病気との関連を示す数多くの研究によって、大きな注目を集めている。マイクロバイオームは微生物叢(そう)ともいい、皮膚、腸、呼吸器、泌尿生殖路などに共生する微生物のまとまりのことだ。 腸内のマイクロバイオームをつくる多様な微生物の中でも、とりわけ高い関心が寄
謎の病気が米国全土のイヌで流行している。調査中の詳しい専門家に今わかっていることを聞いた。(PHOTOGRAPH BY PAUL DAMIEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2022年の夏、米国ニューハンプシャー州で、イヌの呼吸器疾患が流行し始めたとの報告を初めて受けてから、デイビッド・ニードル氏と彼の同僚らはすぐに調査を開始した。 当時、ニードル氏らの獣医学研究所は、米国ニューイングランド北部において、病理医がいる唯一の施設だった。そのため、ニードル氏は、感染したイヌから組織サンプルを採取するために近隣の複数の診療所を車で回っていた。 ニードル氏は一般的な呼吸器疾患の検査をしたが、結果は全て陰性だった。 「既知のRNAやDNAウイルスは何も見つかりませんでした。真菌、バクテリア、原生動物(単細胞で運動性がある生物)、後生動物(多細胞動物)も見つかりませんでした。既
ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。 ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか? 近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。 このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジションで記載している。僕があまりベンゾジアゼピンを不安障害に使いたくないのは、次第に処方錠数が多くなりかねないという気持ち的な部分が大きい。処方はシンプルな方が良い。また全面的に否定しない別の理由として、日本人はSSRIを副作用的に服薬できない人が少なからずいることも関係している。 また、SSRIは服用し続けて
糖尿病治療薬「オゼンピック」など減量目的に使われる医薬品は、ファストフード店やたばこメーカーなどさまざまな企業にとって実際のリスクとなるが、クレジット市場では下振れリスクが十分に織り込まれていないと、バークレイズのストラテジストが3日のリポートで指摘した。 こうしたGLP-1受容体作動薬は人々の減量を手助けする一方、アルコールやたばこなど中毒性のある物質の消費意欲も抑えることを示唆する事例がある。ジガー・パテル氏ら同社のストラテジストによると、これら医薬品の普及拡大によって、ソーダ「ペプシ」やポテトチップス「レイズ」を製造するペプシコやマクドナルド、たばこのアルトリア・グループなどに対する需要が損なわれる可能性がある。 こうした懸念は株価に反映されているようだ。今年の騰落率はS&P500種株価指数が約10%のプラスに対し、包装食品の指数は約14%のマイナスだ。だがクレジットデリバティブ市場
毒殺の化学:世界を震撼させた11の毒 作者:ニール ブラッドベリー青土社Amazonこの『毒殺の化学:世界を震撼させた11の毒』は、その書名の通りに人間を毒殺するために用いられた11の毒について書かれた一冊になる。毒殺では常套手段といえる青酸カリやトリカブトはもちろん、一般的には糖尿病治療で用いられるインスリンなど、それらがどのように人体を死に至らしめるのかという科学。そして、歴史を振り返ったときにその毒がどう殺人に用いられてきたのかが合わせて語られていく。 取り上げられているエピソードは単なる毒殺ではなく暗殺であったり、不特定多数に向けた無差別毒殺テロにみせかけて実は特定の狙いがいたというはた迷惑なケースであったりと、犯罪・事件的に話題性にとんだものばかりで、科学と犯罪捜査で一度で二度おいしい構成になっている。おもしろいのが、発覚したケースでないと誰にも知られぬまま忘れられていくだけだか
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