エカテリーナ・ムロムツェワさんの「Women in Black」シリーズ(撮影:野口浩史、アートフロントギャラリー提供) ロシアのウクライナ侵攻が始まってから間もなく半年を迎えるのを前に、東京都渋谷区のギャラリーで、ロシア出身のアーティスト、エカテリーナ・ムロムツェワさん(32)が反戦をテーマに個展を開いている。母国では反戦運動が禁じられているが、出品された10点余の作品は、人々が静かに力強く反戦を訴える姿を独特の筆致で描き出す。ムロムツェワさんは「政府の狙いは、私たちが黙っていること。ロシアで反戦運動が存在することを知ってほしい」と話している。(飯田樹与)
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