日本維新の会京都府総支部の事務所(京都市伏見区)で約2年間、常駐スタッフがおらず、ほぼ「無人状態」が続いている。複数の所属議員から「基本的に行くことはない」との証言も得たが、2022年の総支部の政治資金収支報告書を見ると、人件費や事務所費計約280万円が支出されていた。 昨年の統一地方選で躍進し、国会議員2人、京都府議9人、京都市議10人が所属するまでに勢力を拡大した維新の京都拠点がなぜ「留守がちなのは否めない」(党府総支部)状況になっているのか。現場や関係者への取材を進めると、府議の政務活動費を巡る疑惑も浮かび上がった。
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