![能登半島1.1地震/被災者 持病悪化 医療機関ひっ迫/輪島市で医療支援 医師・衆院予定候補 谷川智行さん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6028d5d183403e9e645c5c531be4e2f867b77bc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Faik23%2F2024-02-12%2F2024021201_01_0.jpg)
能登半島地震で被害を受けた石川県能登町に住む女性(75)は、1日の発災後すぐ、避難所となっていた近くの松波中学校に避難し、10日間の避難所生活を送りました。新型コロナのまん延や介助の必要な高齢者への対応など、避難所生活で感じた問題点を聞きました。(鈴木平人) 松波中学校の体育館には、当初400人ほどが避難していましたが、女性がまず最初に気になったのは換気の問題だといいます。「担当者に話してすぐに1日2回の換気をするようにしましたが、案の定、新型コロナウイルスは早い時期からまん延していました」 そうした状況下、女性は同避難所で災害関連死とみられるケースも目撃しました。介助者の助けがないと歩くことができない男性は、避難所で寝ているときもうめき声を上げていたといいます。決して良好とはいえない避難所の環境で病状が悪化したのか、避難して1週間ほどで亡くなりました。 「始めから介護施設などへ避難させる
最大震度7を観測した能登半島地震は、石川県内の医療機関に大きな影響を及ぼしました。医療費助成のための受給者証を地震で紛失した心身障害などの患者については、保険適用できなかった医療費を後から還付請求する償還払いで対応するよう県が医療機関に指示するなど混乱。県内の医療機関や保険医協会などが改善を要望し、23日から患者が受給者証を提示できなくても医療費の助成を受けられるようになったことが県への取材でわかりました。 県では心身障害者や子ども、一人親家庭などの医療費について、窓口での自己負担分を助成する独自の助成事業が行われています。対象となるのは受給者証を交付されている患者。助成を受けるためには医療機関の窓口で同証の提示が必要です。発災後、県には医療機関から受給者証を紛失した患者の取り扱いについて問い合わせがありましたが、確認できない場合、「償還払いで取り扱うように」と指示していました。 石川県保
●地震後初めて確認、金沢で判明 能登半島地震の被災者で、新型コロナウイルスに感染した珠洲市若山町の比古咲(ひこさき)きみ子さん(87)が16日に亡くなっていたことが分かった。1日の地震後、コロナに感染した被災者の死亡が確認されるのは初めてで、災害関連死の可能性がある。避難所ではコロナやインフルエンザが拡大しており、専門家は対策の徹底を呼び掛けている。 ●入院前は避難所で生活 比古咲さんの長男孝さん(59)によると、比古咲さんは地震後、避難所の珠洲市飯田小に身を寄せていた。肝臓に持病があり、7日に治療のため金沢市内の病院を受診したところ、新型コロナの陽性と診断されて専用病棟に移った。その後、高熱を出すなどし、9日後に息を引き取った。 比古咲さんが入院直前まで過ごしていた飯田小は21日時点で107人が避難生活を送り、同日までに計12人のコロナ感染が確認された。陽性の住民は別室に隔離し、トイレ、
石川県の馳知事は、8日午後開かれた県の災害対策本部会議で、輪島市の避難所で新型コロナウイルスやノロウイルスの感染者が発生し、隔離する必要があるとして、感染していない人を金沢市へ移すことができないか検討を進めていることを明らかにしました。 輪島市の避難所で感染していない人を金沢市へ移す検討 石川県によりますと、避難所で新型コロナウイルスやノロウイルスなどの感染が出ていますが、避難所はいっぱいになっていて感染者を隔離するスペースが確保できなくなっています。 このため馳知事は、8日の災害対策本部会議で、感染者が出ている輪島市の避難所から感染していない人を金沢市に移すことができないか検討を進めていることを明らかにしました。 県によりますと、輪島市から要請を受けた金沢市が避難所の設置を検討しているということです。 石川県志賀町によりますと、避難所で発熱などの症状を訴える人がいたことから検査を行ったと
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