能登半島地震で被災した外国人技能実習生が情報や支援の不足で困っている問題について、日本ベトナム友好協会は23日、オンラインで支援報告会を開きました。同会の坂本恵さん︵福島大学教授︶が報告しました。 同会が1月20日に支援チームを作った当初は、電気やガスがない中で布団にくるまって過ごしていた実習生に避難所の場所を教えるなどしかできませんでした。それが、徐々に食材を運んだり支援金を渡すなど、支援を拡大していきました。 被災自治体に1203人 実習生の中には、実習先から1万円の給与しか出されず逃亡した人や、来日したばかりで日本語が全く分からず、何が起きているのかわからない人もいました。20代女性の実習生が多く、化粧品や生理用品の支援や女性支援者の同行が必要だとしました。 同会によると、1203人の東アジア、東南アジア出身の実習生が被災自治体にいますが、坂本さんは﹁被災した実習生を探すのが難しか
![能登半島1.1地震/外国人実習生 苦境/言葉・仕事 支援もっと/日本ベトナム友好協会が報告会 政府の状況把握 30人だけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/34b936b3400a73628dc1772e33be9c1a38fe8c44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Fweb_img%2Fakahata-kakusan.jpg)