先月、NHKのウェブニュースでいじめを受けていた小学生が、教員に加害者の児童とともに呼ばれて、仲直りの握手をさせられ、つらい思いをしたという事例を、紹介しました。すると、全国の幅広い年代層から﹁私も同じ体験をした﹂﹁娘のいじめでも同じく握手させられた﹂﹁教師は勉強は教えられても、交渉力が無いのだとがく然としました﹂などという声が数多く、寄せられました。 ﹁仲直りの会﹂は学校でどのように行われていたのか。 千葉県に住む28歳の男性が自身の経験を話してくれました。 男性は、小学5年生の頃、同級生から殴られたり、蹴られたりするいじめに遭ったということです。 そこで、先生に勇気を出していじめられていることを訴えました。 男性は、﹁これしか方法がない、唯一の方法だと思った﹂と打ち明けました。すると、先生はこの同級生を呼んで、男性の前で叱り、直後に、﹁これからは仲よくしようね﹂と言って、握手するよう求
![いじめは握手で終わらない | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b29991d1e5c687387ed74cb345d0c3b97da4064/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190909%2FK10012072521_1909092121_1909092122_01_02.jpg)