blogとartに関するmventuraのブックマーク (3)
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先週末、朝日旅行のスケッチの講師で最上地区を回ってきました。 今回は地元の観光協議会の沼澤さんという方が案内してくださったので、奥行きのある旅になりました。 特に印象的だったのが最上はホントに巨樹巨木の宝庫であるという事です。 今回巨木で訪ねる事が出来たのは3箇所、スギとイロハモミジだけでしたが、カヤ・ブナ・カツラ等々。 いつか、ゆっくり歩きまわりたい所が見つかりました。 又、最上は盆地になっていて、晴れればかなりの確率︵70%ぐらい︶で朝靄が出るとの事。 今回訪ねた巨木の森は﹁幻想の森﹂と名付けられており、樹齢1000年を超す、天然スギの森。 運が良ければ、朝早く訪れると朝靄の中、木の間からの光が筋状に降り注ぐ光景が見られるそうです。 訪れた日はあいにくの曇り空。そうは問屋がおろしませんでしたけど・・・・ その中で、特に惹かれた一本をスケッチしてきました。 横幅が足りなく、少し窮屈になっ
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群馬県立館林美術館にて11月22日に開催された、佐藤康宏氏︵東京大学大学院教授︶による講演会﹁日本の南画−江戸時代の新興美術運動−﹂ 普段馴染みの薄く、またどう観たらよいのか分からない南画についてのご講演。美術館の暖房が故障し冷蔵庫の中のような寒さの会場で行われました。 江戸時代の絵画作品と言えば、これまで専ら浮世絵がメイン。また他に池大雅、与謝蕪村、浦上玉堂、渡辺崋山ら南画の絵師たちが。近年、若冲や蕭白、芦雪などが脚光を浴びていますが、自分たちが習った日本史にはそれらの絵師の名は登場しませんでした。 浮世絵は今でも数多くの展覧会が毎年開催されていますが、南画となると開催されこそすれ注目度や集客力は﹁ジャクチュウ﹂の比べモノになりません。完全においてけぼりを食ってしまっている感があります。 そんな南画ですが、佐藤康宏先生は﹁面白い﹂と仰ります。どのような点が面白いのでしょうか。そして南画を
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2013年9月に始まったこのブログも、﹃日本美術全集﹄全20巻の刊行を終えるため今回をもって終了する。長期にわたって愛読して下さった皆様に深謝の意を表します。 最終回は私の身の廻りの話をしよう。 2013年3月に東京・板橋区立美術館を定年退職し、4月から萬美術屋の屋号で活動を始めたのはいいのだが、打合せ場所に困った。 近所の喫茶店での打合せが一日に何回も度重なると、飲み物にも飽きてくる。 ちょうど退職を機に家の外壁修理をしようと計画していたので、一階の駐車スペースを潰して壁で囲って打合せ場所を造った。 萬美術屋打合せ処と銘打ったのはいいが、机と椅子だけではガランとしている。 それなら壁に掛軸でも掛けようかと思ったが、毎月掛けかえる程の本数がなく、その後何本か縁のあるものを買って、ようやく今年になって、毎月変えられるようになった。 その中では、福岡の元気印、亀井少琹︵かめい・しょうきん︶の作
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