小泉進次郎環境相︵38︶の資金管理団体﹁泉進会﹂および、小泉氏が代表をつとめる﹁自由民主党神奈川県第11選挙区支部﹂から4300万円以上の政治資金が、実態のない“幽霊会社”に支出されていることが﹁週刊文春﹂の取材でわかった。税金を原資とする政党交付金も支出されており、小泉環境相の説明が求められそうだ。 ﹁泉進会﹂と﹁第11選挙区支部﹂の政治資金収支報告書を﹁週刊文春﹂が調査したところ、両団体からエムズクリエ︵以下エムズ社︶に対し、 2012年から2018年までで ポスター代や印刷代などの名目として約4300万円が支出されていた。 小泉氏のポスターに︿印刷者﹀として記載されているエムズ社の住所は、千葉県野田市。﹁週刊文春﹂取材班がこの住所を訪れると、そこには一軒家が建っていた。エムズ社の表札などはなく、世帯主としてM氏の名前が掲げられているだけ。周辺にも印刷工場はなかった。地方法務局に問い合