関西テレビ放送の﹁発掘!あるある大事典Ⅱ﹂の番組内容が捏造された問題で、思わぬ被害が生まれそうだ。番組をもとに編集された書籍の販売を中止する書店が相次ぎ、発売元に大量の返品がされる可能性が高まった。発売元の扶桑社も﹁異常事態﹂と受け止め、返品される﹁あるある本﹂を戦々恐々と待っている状態だ。 すでに﹁納豆ダイエット﹂の実験データ捏造が発覚した﹁発掘!あるある大事典Ⅱ﹂だが、ここにきてまた別の捏造疑惑が浮上している。 捏造疑惑が報道されたときから撤去始まる 捏造が疑われているのは、﹁あるあるⅡ﹂の前身﹁発掘!あるある大事典﹂で、98年放送の﹁レタス食べると快眠につながる﹂という内容の特集。実際の実験ではマウスにレタスによる催眠効果が見られなかったにもかかわらず、﹁レタス汁を飲んだマウスは眠ってしまった!﹂のテロップを入れ、たまたま眠っていた1匹のマウスを映し出すなどして捏造した疑い。実験を担