日本の歴史認識を考えるシンポジウム﹁﹃朝鮮人強制連行﹄と﹃従軍慰安婦﹄をめぐってPart2﹂︵おきなわ﹁日韓政経・文化﹂フォーラム主催︶が16日、那覇市の沖縄大学で開かれた。約150人が参加した。 病身の体を押し、元﹁慰安婦﹂の李守山︵イシュサン︶さん︵85︶が証言した。李さんが沖縄で証言するのは初めて。旧日本軍による拷問で体中にやけどを負い、妊娠発覚後に子宮を摘出させられた過去を振り返った李さんは、﹁慰安婦﹂の強制性を否定する日本国内の動きに﹁これが私の人生です。皆さん、力を合わせて一緒に、﹃慰安婦﹄は強制だったと言ってほしい。そうしてくれれば、何も望まない﹂と声を振り絞った。 海辺の村で暮らしていた17歳の時、警察官に﹁紡績工場に就職できる﹂とだまされ、少女7人で汽車に乗せられ、満州の牡丹江にあった旧日本軍の慰安所へ連れて来られた。兵隊は毎日、列をなした。脱走した李さんを焼きごてによる