荒井勝喜・元首相秘書官の﹁LGBT差別オフレコ発言﹂による批判を受け、LGBT理解増進法案の法制化を進めている岸田政権。だが、そこに再び水を差すような事態が発生した。2月15日に開かれた超党派の議員連盟﹁ LGBTに関する課題を考える議員連盟 ︵LGBT議連︶﹂後、記者団のオフのぶら下がりに応じた﹁性的マイノリティに関する特命委員会︵LGBT特命委員会︶﹂事務局長の城内実・自民党衆院議員が次のような発言をしたというのだ。 ﹁同性婚はウクライナの問題と同じだ。﹃ウクライナが正しい﹄というのはむしろ少数派。世界の流れだっていうのは間違っている﹂ 大手紙政治部記者はこう言う。 ﹁今、世界的にも同性婚を認めていこう、LGBTの方々に対する差別をなくしていこう、という流れになりつつあるのに、城内さんの﹃︵同性婚は︶少数派で世界の流れではない﹄という発言に対して、その場に居合わせた記者たちは驚いたそ