![『般若心経』の敦煌写本@フランス国立図書館を大正新脩大蔵経と比較できるツール - digitalnagasakiのブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e2af7534fa3ea0f6ecca3cc036f08af3324bf2f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fd%2Fdigitalnagasaki%2F20240101%2F20240101000313.png)
翻刻してテキストを作るのはすべての基本。漢文は写本でも文字をあまり崩していないものが多いですが、それでも時間がかかります。ふだん翻刻するときにお世話になっているアプリやサイトの覚え書きです。「えっ、あれ使ってないの?」というのがあればぜひコメントください。 codh.rois.ac.jp 「みを」の登場で翻刻が劇的に捗るようになりました。得意不得意があるようで、近世の漢詩の詩稿の場合8割くらい読める一方、儒者の書簡はほぼ読めません。「みを」を頼らなくていいものでも、テキストに変換してもらって入力の手間を省いています。 uakms.github.io 旧字体に変換するサイトはいろいろありますが、私はこれを使っています。一人称の「余」も「餘」に変換されるなど、細かいところを確認する必要があります。 このあとは読めなかった文字一つ一つと向き合う時間です。 tosando.ptu.jp 漢詩の場合
『古今著聞集』の電子テキストを公開しました。いつもどおり、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂本文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 宮内庁書陵部本『古今著聞集』 トップページに2015年1月10日入力開始となっていますが、漢文があったり宣命書きがあったりで面倒くさくなり、すぐに挫折してほっぽってあったのを再開したのが去年の1月19日です(『古今著聞集』リスタートしました:2020年01月19日参照)。『『今昔物語集』に次ぐ大きな説話集ですから二年はかかると予想していましたが、コロナによる長い休みのおかげで一年ちょいで終わることができました。 今回は誤写と判読に悩まされました。底本の宮内庁書陵部本は日本古典文学大系(岩波書店)の底本でもあるのですが、とても誤写が多く、その上文字の判読が難しいものが多かったのです。判読の難しさに
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