狂っていたという点では小津安二郎も大概だけれど、小津の場合はそれが一見わかりにくいというか無意味にさえ思える分、余計に怖い。たとえばグラスのなかの液体の高さを揃えようとしてみたり、その高さと卓上の皿の高さを合わせようとしてみたり。すべてのショットでこの種のこだわりを貫こうとする。 pic.twitter.com/GOVYCZZ0LH — 伊藤弘了 (@hitoh21) September 30, 2018 小津は見せたいものがあった そもそものツイートはこれでその後解説記事まで出たようだ。 2018年に名監督・小津安二郎の“狂気”がバズった理由 | 文春オンライン 記事を読むと小津の構図と小道具のこだわりのすごさからコップ内の飲み物の高さを揃えても不思議ではないこと、そして揃えたことの効果が書かれている。 どうやらこのコップの一件に関しては、その揃えた高さのライン上にくるもの︵結婚指輪をは
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