ICカード乗車券「PASMO(パスモ)」の利用エリアを拡大するかどうかを巡って、パスモ加盟各社の間で意見が割れている。 JR東日本の「Suica(スイカ)」は“全国規模”で利用できるが、パスモは基本的に首都圏でしか利用できないため、顧客拡大を狙えないとして、一部の大手私鉄がエリア拡大を希望。これに対し、地域経営型のバス会社などは「これ以上の追加費用は負担できない」と反対意見が強く、議論は平行線をたどったままだ。関係者からは「寄り合い所帯の弱点が出た」と嘆く声も聞こえてくる。 パスモは、首都圏の東急電鉄、小田急電鉄、東京メトロなど私鉄26社と、関東バス、神奈川中央交通などバス会社78社の計104社で作る「PASMO協議会」(東京都)が、2007年3月から発行。加盟各社の交通機関を1枚のカードで利用できる利便性が受け、昨年12月時点で約1105万枚が流通している。 パスモは、JR東が01年11
東京空港交通は12月9日、成田空港路線を運行するリムジンバスで、乗客がインターネットを利用できるWi-Fiの無線LAN環境の無償トライアルサービスを開始した。トライアルは2009年4月上旬まで実施し、ネットワークの快適さなどを検証した後、有料サービスへの移行を検討するとしている。 リムジンバス内に、下りが最大14Mbpsの高速通信を可能とするHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)とWi-Fiを組み合わせて無線LAN環境を整えた。乗客は車内でWi-Fiに対応する「iPod」や「ニンテンドーDS」、PCなどをインターネットに接続して利用できる。トライアルの対象となるバスは、リムジンバスのキャラクターを描いた「リムちゃん号」2車両。 同サービスは、アッカ・ワイヤレスが提供した。モバイルルータなどの機器の設置や、メンテナンス、サポートも担当する。今後、リム
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