沖縄に駐留する米海兵隊の新人兵士への教育の中で、基地問題を巡る沖縄世論の傾向について、﹁論理的というより感情的﹂﹁二重基準﹂などと説明していることが、米国の情報公開制度を使って英国人ジャーナリストが入手した公文書で判明した。沖縄のメディアは﹁侮蔑的だ﹂と反発し、県は事実関係を調査する方針だ。 文書は、沖縄の米軍基地に詳しいジョン・ミッチェル氏が入手した。スライドと読み上げ原稿のコピーで、タイトルは﹁沖縄の文化と意識の教育﹂。2014年2月作成のものと、民主党政権︵09~12年︶時とみられるものの2種類があり、沖縄の歴史や政治、世論、メディアなどを包括的に説明している。 基地問題と沖縄の政治情勢については、基地がある自治体を反対色の強さで色分けして図示。﹁親米軍基地派﹂が経済界などの保守からなり、﹁反基地派﹂は市民団体や地元メディアが構成すると分析。沖縄での議論の傾向として、﹁論理的というよ
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